薬の量、意味

パーキンソン病患者の場合、個人差が多く、薬の種類、量、飲むタイミング、間隔が非常に重要になります。母の場合を見ても、一時期、薬が合わず、幻覚を見たり、全く動けなくなったりしたことがありました。その時はかなりの貧血症状が出ていたので原因を調べるために入院し、この間に薬のマッチングを行いました。結局、貧血の原因はわからなかったのですが、薬のマッチングが上手くいき、今では日常の簡単な作業であればすることができ、介護度も下がっています。

薬を飲むのは自分ですから自分がその反応をよく確かめて医師と相談の上、薬の種類や量など主体的に判断することが必要だと思います。風邪をひいたので医者へ行く、対象療法として風邪薬と消化薬が出される、食後に飲んでおけばいいやというのとは全く違うと思います。

自分の今の進行状態を把握して少しずつ対応していくこと、その主体は自分であること、医者が治してくれる病気ではないことを肝に命じる日々です。


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