主治医の勧めもあり、エフピー錠だけはパーキンソン病の進行を抑える可能性があるかもしれないからの一言を信じて3年強飲み続けてきました。薬価も高く、これだけで月に3千円ぐらいの支払いになります。
後で分かったのですが、この薬は他のパーキンソン病薬の効果を長引かせるなどの補助薬であり、単独で使うことは日本神経学会のガイドライン違反のようです。
最近になって時々軽い頭痛があり、血圧を測ってみると上が150台になっていることが多く、主治医に相談してみましたが、副作用で低血圧の報告はあるが、高血圧の報告はないとのことでした。試しに飲むのを止めてみたら、その後は高血圧症状が起こらず、そのまま飲むのを止めてしまいました。
パーキンソン病のガイドラインが2011年に改正され、初期の患者でもQOLの向上からL-ドーパ製剤の使用が認められることになりました。
主治医と相談し、常用するわけではなく、緊急避難としてのL-ドーパ製剤の使用はありとの判断でネオドバストンL100を1日1錠分出してもらうことにしました。
午前に半錠、午後に半錠服用すると夕方には軽い頭痛が出て体調が悪くなりました。
1/4錠を2時間半ごとに飲むと振戦と固縮が少し抑えられムクナ豆が効いている状態+αの状態になり、軽い眠気があるものの、持続時間も少し長いように思います。やはり、パーキンソン病の薬の王様は優れていると思いましたが、主治医の説明程劇的な効果が出なかったことに少しがっかりし、期待したほどではなかったなという感じでした。
長期に服用すると効果が低下したり、不随運動が出るとの言われるL-ドーパ製剤ですが、うまく取り入れて使い方を試行錯誤してみようと思いました。